南区医師会について

ご挨拶

 令和46月末より福岡市南区医師会の会長職に就いております野口秀哉です。ホームページにお越しいただきありがとうございます。南区内のお近くの医療機関の詳細な情報や医療・健康に関する医師会からのお知らせなどをお届けしますのでぜひご活用ください。

 南区医師会の会員数は現在約280名で、各会員は日々の診療を通して良質で最新の医療を皆様にご提供し、健康と安心な暮らしを守るよう努力しております。南区内には公的4病院(国立病院機構九州がんセンター、国立病院機構福岡病院、福岡赤十字病院、九州中央病院)および私的病院13施設があります。多くの診療所は「かかりつけ医」としての役割を担っており、気軽に健康相談ができ、必要なときは専門の医療機関や病院への紹介できる密接な連携体制が出来ており様々な医療が提供できる恵まれた医療環境にあります。また、医師のみならず、歯科医師・薬剤師及び、行政、介護分野の関係機関等の多職種の方々との連携を重視し活動を行っております。

 当医師会では皆さまの健康管理、疾病予防や治療、予防接種、生活習慣病に対する特定健診や各種がん検診、学校医活動などの保健・医療・福祉の分野において活動を行っております。また、全国的に類をみない活動として、地域の皆さまの健康知識の向上を図る目的で地元の医師会会員が南区内の公民館に出向いて講演・対話・健康指導を行う「区民と医師との会」を昭和51年の南区医師会発足時より続けております。

 団塊の世代が75歳以上となる2025年が間近に迫っているなか、住み慣れた地域で安心して自分らしい暮らしを最後まで続けことができるためには、質の高い在宅医療提供の構築(地域包括ケアシステム)が重要です。そのために、多くの在宅医療・介護の専門職が連携し皆さまの自宅等に訪問し、専門的なサービスを行う体制作りに取り組んでおります。更に、当医師会では在宅医療が困難な状況に備えて「南区あんしん在宅医療連携」として、ブロック支援病院が中心となり在宅医療をサポートする体制を構築しておりますので、お困りの事がありましたらお気軽にご相談ください。

 最後に、新型コロナウイルス感染症のパンデミックな流行にて、多くの方々の健康や生活に弊害が生じておりますが、当医師会ではこれからも地域にお住まいの方々へ「信頼される良質な医療」の提供に心がけていく所存です。

 今後とも、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。皆さまのご健勝を心よりお祈り申し上げます。

福岡市南区医師会会長
野口 秀哉

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